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うさぎで堆肥

エコロジーとか、リサイクル。
そんな言葉は、地球温暖化が世間で騒がれ始めた頃から急に湧き上がり、テレビ、雑誌で連呼され続け、今日に至っております。

あまりに連呼され続けたため、エコと耳にすれば、「やれやれまたか」と反射的に思ってしまう人もいる事ではないでしょうか?
耳にタコならぬ、耳にエコ。

ところで、わが研究会にとっても、エコとかリサイクルとかいう言葉は、非常に重要なキーワードとして認識されています。

私個人、何年も前に、千葉県産のパイナップルを生産成功(大量生産不可)したりしたわけですが、食える植物を栽培するにあたり、いつも痛感させられるのは、土質の重要さです。
いい土といい日当たりこそが、健全な食える植物をはぐくむわけでして、それは畑だろうがプランターだろうが同じなわけです。

土と言えば、最近はエコブームに乗っかって、家庭で堆肥を作ることがちょっとした流行になっているわけです。
主として、台所から出る生ごみの処理目的なわけでして、ネットを色々調べてみても、生ごみ処理が主な話題になっています。

ところが、我が研究会には、今年の干支の人が一名、所属しておりまして。
彼の生産するブツが、非常に大量で、毎回ごみに出しているわけですが、これがまた面倒というか、もったいないというか。

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「おれ?」

はい、あんたです。
大量放出するのは健康の証拠なんですが、それだけじゃあんたは単なるペット。
うちの研究会に所属する以上は、エコでリサイクルな役回りも担って欲しいと。
というわけで、あんたのブツを原材料に、堆肥を製造してみることにしたわけです。
ちなみに製造開始は去年の11月。
冬を挟んでの工程のため、長時間かかってしまいました。

工程
よく、お手軽にダンボール使ったコンポストを作ろうという話がネットに載っています。
しかし、私の家のベランダには、よくキジバトやキジトラや三毛の猫類鳥類が闊歩しています。彼らに興味を持たれて粉砕されると怖い。
そこでホームセンターで、堆肥バケツを買ってみました。

買ったのは、まさにこれ。

蓋がついていて、下の方には、溜まった液肥を抜くコックが付いているタイプです。 EMボカシとか、発酵を早める粉とかも売ってましたが、懐具合があまりよろしくなかったのでそれは購入せず。代わりに米ぬかを手に入れました。

うさぎの排泄物のほか、食い散らかしたチモシーとか、トイレ砂(どうやら杉の木の粉末を固めた吸水材、要するに樹木が原材料らしい)を、バケツにぶち込む。

水については、50から60%程度に湿度が必要らしいです。これは、ぎゅっと握って水が滴るかどうかというレベルらしいんですが、もちのすけの濡らしたトイレ砂を、ぎゅっと握るという行為は、色々考えた末に止め。まあ概ね60%くらいの湿度なんでしょうと思い込みで目星をつけて、あとは米ぬかを満遍なくふりかけ、一日放置したわけです。

それにしてもうさぎのトイレって、どうしてあんな、目にくるほど刺激凄いんだろう。うう。

数日後

毎日、中身をかき回してました。

これは酸素を満遍なく行き渡らせるためですが、チモシーが固くて、かき回すのが一苦労なんですね。

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2週間程度じゃあ、こんなかんじで、チモシーはまだまだ原型を保ってます。粉っぽく見えるのは、元、トイレ砂。

しかしながら、2週間経過したところで気づいたのですが、ウサギのトイレ臭が消えている。あのツーンと目に来る刺激が消滅。

これは発酵が進行している証拠なのか?ならば発酵熱が出て、60度くらいに温度が上昇しているのではなかろうか?

そう思って、本当に期待に胸を膨らませて手をかざしてみたのだが。

…ありゃ、思いのほか暖かくない。他の植木鉢の土よりも温度が高いような気がしないでもないが、60度とかいう温度には程遠い。ほじくって手を入れてみても温度は対して変わらず。正確な数字ところを知りたいのだが、そもそも土にさせるような温度計を持ってないのでした。ぬぐぐ。

ちなみにバケツの蓋の内側には、水滴が滴り落ちるほどついていて、一応バケツ内では何らかの反応があることを伺わせてくれているのです。

今の状況、何がどうなっているのだろうか? 色々と調べてみたいところだが、ウサギの糞で堆肥を作ったら、何がどういう反応をしたとかいう解説がいまいち見当たりません。

うーむ。これはもう、自分で実践して研究するしかない領域に入ってしまったのであります。

触った感じは、しっとりしているので、水分が失われたわけじゃない。

となると、後は材質の問題か。

というわけで、表面が埋まるくらいの米ぬかを散布し、よーくかき混ぜた上で、蓋を軽く閉じときました。一応、空気を入れるために、蓋を密閉しないで一部を開けっ放しにしといてます。

後、直射日光が良くないような気がするので、

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こんな感じで直射日光をガード。

半日後に、蓋を開けて手を入れてみると、なんと、しっかり発熱している!

うさぎの糞やチモシーやトイレ砂だけでは好気性菌の栄養が足りんかったということか!米ぬかって重要な要素ということか!

これは感激、感動です。

その後、数日たって発熱量が低下しますが、うさぎの糞や、食べ残しチモシーとともに米ぬかを投入するたび温度上昇。

こうして5月になりました。

現在

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これ、砂じゃないですよ。あの堆肥バケツの中身が変化した姿ですよ。

あのチモシーの塊はほぼ消滅。日々、かき回していたことにより、糞のころころした丸いのも潰れてみる影無し。

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手にとって見ると、ちょうどこんな感じ。スポンジみたいにふかふか、ふわふわしたさわり心地で、良質な土そのものなんです、はい。

あとはいよいよ、これを使って野菜を育ててみるというところなんですが……

今、全てのプランターで野菜栽培中で、使う余地がまだ無いんだな。

おまけ

堆肥バケツの下に、液肥抜きのコックがついてましたが、ひねっても何も出てきませんでした。

今回の、うさぎ堆肥のレシピでは、液肥が湧き出てくる余地が無いって事なんですかね。

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コメント

こんにちは。
シシトウの苗を手に入れたので、さっそくこれの用土として、うさぎ堆肥、通称「もち肥」を混入して試してみようと思います。

それにしても、耕作用地が欲しいです。
たたみ2畳分くらいの広さで十分なので、誰かレンタルしてくださいm(_ _)m

投稿: いち | 2011年5月 9日 (月) 午後 12時21分

エコ実践、すごいですね。バクテリアの力、侮れませんね。この堆肥で作った作物のレポ楽しみにしてます^^

投稿: あきら | 2011年5月 8日 (日) 午後 11時50分

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